May Jが日経エンタテインメントで語ったLet It Goに秘められた思いとは?
日経エンタテインメントの7月号の特集は2014年上半期ヒットランキングですが、エンタ!が選ぶ上半期1位の「アナと雪の女王」に関連してMay J.さんのインタビュー記事も掲載されています。
関ジャニ仕分けのカラオケ対決での高い歌唱力で知られるMay J.さんでも「Let It Go~ありのままで~」を歌いこなすのは簡単ではなかったと言います。
今回は日経エンタテインメントのインタービューの内容についてご紹介します!
レコーディングは昨年の9月頃にディズニーのスタッフ立ち合いのもと、普段とは違う緊張感の中で行われたとのことです。
ディズニー作品は、その世界観を大切にしているのでMay J.さんが歌うことで、少しでもイメージからズレてしまったらどうしようと言う戸惑いもあったようです。
「レット・イット・ゴー」はミュージカル調で、
ミュージカル経験がないMay J.さんにとっては歌い慣れていない楽曲ですから、
歌いこなせるか不安が頭をよぎったのも無理はありません。
しかし、
「大好きなディズニーの主題歌を歌えるチャンス」
と逆に闘志もわいて、事前に自宅でたくさん練習して、
歌のイメトレを入念に行いレコーディングに臨んだと言います。
イメージを膨らませて収録へ
収録時はまだ松たか子さんのバージョンは完成しておらず、本国劇中歌のイディナ・メンゼルとエンドソングのデミ・ロヴァートの英語バージョンを何度も聴いて、
自分なりのイメージを膨らませたそうです。
特にイディナの歌声が衝撃的で、ミュージカル女優としてのキャリアに裏打ちされた表現力に圧倒されて、映画を見ながら感動して泣いてしまったと言います。
そして自分もこの歌声に近づきたいと思いながら歌入れしたそうです。
日本語詞を手がけた方はとても苦労したようで
歌詞をもらったのは何と
、レコーディングの僅か2日前だったそうです。
英語版や日本語版、エンドソングや劇中歌など選択肢が多く、どのバージョンが好みか盛り上がっていますが、May J.さんは以下のように語っています。
劇中歌とエンドソングでは歌詞も少し違いますし、アレンジもがらりと変わるので歌唱アプローチもおのずと違います。
劇中歌では、エルサの気持ちをそのまま歌うことで彼女の葛藤が見事に描かれていますし、エンディングで流れる主題歌は、全てを乗り越えてなお「見て、私らしく生きていくんだ」ととても強い決心を持って歌っているので、歌の背後にあるストーリーが違うんですよ。
そして、インタビューでは
こっそり「アナ雪の一緒に歌おう」版を見に行って、
観客に負けずに大きな声で歌っていたが、
全員が映画に集中していて気づかれなかったと語っていました。
最後に「レット・イット・ゴー」に秘められたMay J.さんの思いが語られています。
デビューしてからしばらくは「私の歌がみんなに届いていないのかな」と悔しさを感じることがありました。
自分は求められていないのかも知れないとか、周囲の期待に応えなきゃという気持ちでした。
だから自分らしくありたいと願いながら、周囲の求めに応えようとするエルサのキャラクターには凄く共感したし、一人の女性として感動しました。
歌詞に書かれていることは、私がずっと歌いたかったそのもの。
楽曲に合わせてキャラクターを変えることなく、
まさに“ありのままの”自分で歌えた曲です。
今後もずっと歌い続ける曲になるだろうと日々感じています。
「レット・イット・ゴー」は単なるカバー曲じゃないって言う人がいますが、この曲にMay J.さんのどの様な思いが込められているのか知って欲しいですね。
詳しいインタビューの内容は、
是非、日経エンタテインメント! 2014年 07月号でご確認ください。